Android(アンドロイド)は、iPhone(アイフォーン)と比べて、どんなことができるのでしょうか。
ここでは、シャープのAQUOS sense8(アクオス センスエイト)を使ってAndroidの得意技を紹介します。
Androidスマホは、自分の好みで変更できる部分がたくさんあります。
ホーム画面では、壁紙だけでなく「ホームアプリ」を切り替えることで、ホーム画面のデザインそのものを変えることが可能です。
フォントもあらかじめいくつか用意されているので、好みのものに変更すれば、オリジナリティの高いホーム画面を楽しめます。
スマートフォンAQUOSならダウンロードしたフォントを利用できるので、さらに自由度は広がるでしょう。
また、文字入力のキーボードもさまざまなアプリがGoogle Play ストアで配布されているので、使いやすいものを選んで使うことができます。
いろいろ試しながら、自分好みに変えることもAndroidスマホを持つ楽しみの1つです。
ホーム画面は、「設定」画面の「ホーム切替」で切り替えたいホームアプリを選択できます(AQUOS sense8)。
スマホによっては、あらかじめ複数のホームアプリがプリインストールされている場合もありますが、Google Play ストアから好みのものをダウンロードすることもできます。
ドコモのAQUOS sense8 SH-54Dの場合、初期状態で「AQUOS HOME」と「AQUOSかんたんホーム」、「AQUOSジュニアホーム」、「docomo LIVE UX」の4つが用意されています。
シャープのスマートフォン公式アプリ「My AQUOS」では、さまざまな壁紙を無料でダウンロードすることができます。
My AQUOSアプリを起動し、画面下のメニューから「楽しむ」をタップ、「静止画・ライブ壁紙」の「もっとみる」をタップします。
壁紙の一覧が表示されるので、好みのものを見つけましょう。
画面例では「霧の街」をダウンロードして変更してみました。
ダウンロードが済むと壁紙に設定するかどうかのメッセージが表示されるので、設定したい場合は「自動設定する」をタップします。
なお、壁紙を変更するには、ホーム画面を長押しして表示されるメニューから「壁紙」をタップするか、「設定」→「壁紙とスタイル」から操作できます。
AQUOS sense8 SH-54Dは、「設定」画面の「ディスプレイ」→「文字フォント切替」でフォントを切り替えられるようになっています。
初期状態では2種類のフォントが用意されており、ここから選択するだけでシステムフォントを変更することができます。
また、AQUOSの場合は、壁紙と同様、My AQUOSアプリから、好みのフォントをダウンロードすることができます※。
My AQUOSアプリをタップして起動し、画面下のメニューから「楽しむ」をタップします。
画面を上にスライドして「ダウンロードフォント」の「もっとみる」をタップします。
フォントの一覧が表示されるので、好みのものを選択してダウンロードします(ダウンロードはGoogle Play ストアに移動して行われます)。
※ AQUOS wishシリーズは、ダウンロードフォント非対応になります。
ダウンロード後、「設定」画面でフォントを設定、再起動で切り替えられます。
画面例では、「TA竹せりふ」をダウンロードして切り替え、設定画面を表示してみました。
スマホの特長を説明する際、よく「小さいコンピューター」という表現がされますが、とくにAndroidスマホはパソコンやタブレットなどほかの機器との連携に強く、簡単にデータを共有することができます。
たとえば、パソコンと直接、USBケーブルで接続してデータをやりとりしたり、パソコンで作成したファイルをAndroidスマホで開いて編集したりできます(「microSDカードが利用できる」を参照)。
Androidスマホには、標準でGoogleが提供するさまざまなサービスが用意されています。
インターネットメールのGmail、Google カレンダー、Google マップ、Google フォト、Google ドライブ、動画配信サービスのYouTubeなど、便利なサービスが盛りだくさんです。
メインのアプリはホーム画面の「Google」フォルダーにまとめられています。
これらは、1つのGoogle アカウントで結ばれているので、同じGoogle アカウントを利用すると、パソコンやタブレットからもAndroidスマホと同様に利用することができます。
たとえば、Androidスマホとパソコンの両方でメールやスケジュールなどを確認できたり、連絡先を共有できたりします。
インターネットがつながる環境であれば、どこにいても必要なデータにアクセスできるので便利です。
なお、Googleのアプリの使い方は、「Google標準アプリ活用ガイド」で詳しく紹介しているので参照してください。
Androidスマホで利用できるアプリには、データをアプリ間で共有したり連携したりできるものがたくさんあります。
共有機能はアプリごとに異なりますが、たとえばメールの内容を簡単な操作でメモに保存したり、写真から任意の編集アプリを起動して編集したりすることができます。
データから使用したいアプリを選択できるので、データ活用の幅が広がります。
また、Google関連アプリのGmailやGoogle カレンダー、Google マップなどの連携も強化されており、さらに利便性が高くなっています。
Google カレンダーとGoogle マップの連携では、Google カレンダーに入力した予定に場所の指定がある場合、Google カレンダーからマップにアクセスでき、そこから経路を検索することもできます。
また、通知の設定をしていれば、指定時間前になると通知を表示してくれるので、うっかり忘れるということもないので便利です。
さらに、Gmailの場合は、ホテルや飛行機などの予約確認メールを受信すると、自動的にGoogle カレンダーに追加されます。
なお、この機能は、「カレンダー」のアプリの設定で「Gmailから予定を作成」がオンに設定されている必要があります。
ここまでAndroidスマホでできることをiPhoneと比較しながら紹介してきました。
しかし、Androidスマホに短所がないわけではありません。
ここでいくつか、Androidスマホの苦手なことをまとめておきましょう。
iPhoneはApple独自のスマホなので、インターフェースは統一されています。
一方のAndroidスマホは、Android OSがオープンソースのため、通信事業者やメーカーなどが独自の機能を追加することができます。
これによって、さまざまな個性的なAndroidスマホが市場を賑わせているのですが、逆にいえば、スマホによって若干、操作性が異なる場合があり、機種変更の際に少々戸惑うことがあるかもしれません。
Androidスマホは種類が多いため、スマホごとに販売されているケースなどのアクセサリーの種類が少ないということがあります。
また、Androidスマホは新しい製品が何種類も発売されるので、アクセサリーも新しいスマホが中心になります。
たとえば1年前のスマホの場合、アクセサリーはさらに少なくなってしまうこともあります。
シャープ製スマホにぴったりなアクセサリーを探すには
シャープ製のスマホであれば、「AQUOS スマートフォンアクセサリー」を利用すると便利です。
ここでは、お使いの機種にぴったりなアクセサリーを探すことができます。
たとえば、AQUOS sense8の場合、本体のカラーに合わせた純正シリコンケースも用意されています。